知っている人は知っている?スケベ椅子はいつからあるのか
「風俗街」というキーワードは、男のロマンや郷愁を誘うばかりか、ワクワクした感覚をも思い出させてくれるような、なんとも魅力的な響きがあります。古今東西、多くの風俗街が栄えては衰退し、また復活したりしてきました。日本の三大歓楽街といえば、今も昔も札幌のすすきの、福岡の天神、そして東京は新宿の歌舞伎町、といったところがあげられますが、実態はかなり変わってきているようです。今関東圏では、錦糸町がディープ風俗の新聖地として、名高い存在になりつつあります。
スカイツリー以前と以後
錦糸町は、渋谷や池袋、新宿といったよく知られる歓楽街から少し東に離れた、墨田区江東橋というところに、その玄関口である錦糸町駅を構えています。錦糸町駅といえは、今のところJRと東京メトロ半蔵門線に、その名を冠した駅が存在しているのですが、もともとは総武鉄道という鉄道会社(のちに国鉄〜JRに吸収されました)の本所駅として作られたものが、今の錦糸町駅ですが、1915年に錦糸町駅に改称されています。昔から新宿や渋谷などのいわゆる「メジャーどころの歓楽街」とはちょっと毛色の違った、ややディープな雰囲気でにぎわっていた錦糸町ですが、2012年、近隣の墨田区押上に、東京スカイツリー(これ自体は電波塔です)と、その周辺の東京スカイツリータウンと呼ばれる周辺施設ができたことから、錦糸町の様子も少しずつ変わってきています。
東東京を代表する風俗街
もともと錦糸町界隈は古くから「駅を境に南北に分断されている」、といっても過言ではないほど、北口と南口では、まったく様相が違っています。東京スカイツリーができてからは、その傾向はより強くなりました。北口には次々とビジネスビルやクラシック向けのコンサートホール、大型ショッピングモールが建設され、ビルの向こうには巨大な東京スカイツリーを臨むことができるという、現代の日本の都市を代表するような景観の街に、急速に変わっていったのですが、南口のほうは、かつての猥雑な雰囲気を未だ色濃く残していて、むしろディープな傾向がより強くなってきた印象もあります。古くからある場外馬券場は健在ですし、東東京随一といっていいほどの風俗街もまだまだ賑わっていまし、デリヘルやエステも入れると、選択肢は無数に存在しています。密かに人気を集めているような「マイナー系風俗」が存在しているとのうわさも聞きますし、ニーズの多いところには、質の良い嬢も集まってくる、というのがセオリーです。宝探し感覚で、錦糸町の風俗で遊んでみるのも一考です。
文|つかもとまさし
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