知っている人は知っている?スケベ椅子はいつからあるのか
ピンクサロンは、1960年代に、現在でいうところのセクキャバやおっパブのような「お触り専門の飲み屋」として出発し、1970年代に一大ブームを巻き起こした業態で、現在ではかなり下火にはなっているものの、未だ根強い人気を誇っています。風俗業界としては、王道のソープやデリヘル、それに飲み屋の王道であるキャバクラやセクキャバが台頭する中、いわば「隙間風俗」として、ピンクサロンは今も健在です。ところでピンクサロン(略称ピンサロ)には、キャンパスパブという呼称も一部で残っているようです。呼称の違いは、どこからきているのでしょうか。どのようにお店を選ぶのか、ご紹介していきます。
古屋方面ではキャンパブで浸透している?
キャンパスパブ(略称キャンパブ)は、ピンサロの別名として、主に名古屋方面で浸透している名称のようです。業態としてはピンサロと同じで、キャバクラやソープなどと比較すると、お店の照明は全体的に暗めで、客席は高い背もたれのある二人掛けのソファとなっている場合が多く、ソープやデリヘルなどと違って、風呂やシャワー施設がありません。キャバクラやセクキャバにもシャワーや風呂はないことから、ピンサロやキャンパブは、どちらかというと分類的にはキャバクラの仲間である、といえそうです。風俗全体を定義する風営法のなかでも、ピンサロやキャンパブは、いわゆる「飲食店カテゴリ」に属していて、分類的にもソープやデリヘルとは一線を画しているようです。
関東にも存在するキャンパブ
飲食店とはいえ、ピンサロやキャンパブは「お触り専門」から発祥しているだけに、ヌキのサービスは健在です。ハンドとオーラルの二択であることが多く、嬢の質も非常に幅広いので、絶対数は少ないながらも、自分の好みに合わせて、選択の余地は大きそうです。全国に未だ存在しているピンサロですが、実は名古屋以外でも、キャンパブは存在していて、関東地域を例にとってみると、ピンサロとキャンパブが並存していることがわかりました。どちらも基本的なサービスは同じなのですが、ピンサロよりもキャンパブのほうが、平均年齢が低めであることが多い、とのことでした。
リーズナブルかつ費用対効果も望める
遊びにいく際の予算を考えると、ソープは激安店でもそれなりの準備が必要ですし、キャバクラは嬢の質は高いものの、そもそもヌキはなく、さらに1時間当たりの費用対効果は、財布にそこそこ余裕がないと決して安いとはいえないものです。お酒とヌキを両方楽しめて、総予算も費用対効果もそれなりに見込めるピンサロやキャンパブは、とても使い勝手のよい「隙間風俗」といえそうです。
文|つかもとまさし
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