皆さんは、撮影会と聞くとどんなイメージがありますか?
可愛いモデルさんのコスプレ姿、セクシーな姿を、モデルさん1人に対し希望のお客様複数名がスタジオにて集まる、といった形式が一般的かな、と思います。
私が以前アルバイトとしてモデルをしていた撮影会は、スタジオにてお客様と完全1対1!
しかもコスプレ、下着・水着はもちろん、フルヌード、ひとりエッチ、動画もOKという、エッチな撮影会!
今はモデルを辞めていますが、当時を思い出しながら実態やとある日の私の撮影についてご紹介していきます!
どうやってモデルのアルバイトを見つけたの?
当時学生で一人暮らしをしていた私は、とにかく高収入のバイトを探していました。
それと同時に、門限が厳しかった家庭を出ての初めての一人暮らしは、精神的にとんでもなく解放されていました。
夜遅くまで飲みに行くことだって、誰とお泊まりしたって、誰をお家に呼ぶことだって、何も言われません!
そういった解放感や好奇心旺盛な性格から、アルバイトだったら、自分の知らない世界に飛び込んでみるのも楽しいかも...!という気持ちになり、一般的な求人サイトだけでなく、SNSも駆使してアルバイトを探しました。
私がモデルをしていた撮影会スタジオのモデル募集を見つけたのは、Twitterでした。
高収入 撮影会 ヌードモデル募集!
枠が埋まらなくても報酬あり!
こういった内容のツイートを見つけ、人気が出なくてもお金がもらえるならいいな!とすぐにリプライ!
そのツイートをしていたのは、実際にスタジオを運営している方ではなく、複数のスタジオにモデルを斡旋することを仕事としているお姉さんでした。
お姉さんからもらったメールフォームからすぐに連絡し、運営の方と日程調整。
初対面の日も決まり、あとは当日を待つのみ...ドキドキしながら想像を膨らませていました。
スタジオにて運営の方と初対面!
スタジオは高田馬場、緊張しながらも案内されたスタジオへと向かいます。
場所は雑居ビルの4階。古びたエレベータをのぼり、ドアを開けると白を基調とした可愛らしい廊下と、フワフワスリッパ。
奥から出てきた運営のお兄さんに挨拶を済ませ、案内された部屋で初回手続きを進めました。
初回手続きでしたこと
初回手続きでは、大きく2つのことをしました。
①ヒアリング+HPのプロフィール決め
②HPに掲載する写真撮影
①についてですが、ヒアリングという名の、女の子のキャラ、設定決めでした。
私は当時学生で、生物学を学んでいましたが、大人っぽい顔立ちから、実年齢のプラス4歳設定、製薬会社で研究職をしている社会人3年目のOLの女性
というプロフィールに決定。
全然働いたことないのにOL設定は、実際お仕事始まってからすこーし困ったので、お客様とのお話に困らない程度にお勉強しました笑
それ以外は基本エッチなことに関する記載。
週にどれくらいオナニーしちゃう、とか、下の毛事情について、どんなプレイが好き?などなど...
オナニーについては、普段使うおもちゃの種類とかも書いて、これが実はお仕事にかなり重要だったことを知るのは、お仕事が始まってからのことになります...。
さて②については割とイメージ通り
撮影会で使用するスタジオで、私服姿と下着姿でポーズを決めて撮るだけ。
プロフィール欄は、プロの方以外モザイクがかかるので安心でした。
以上、初回の手続きを終え、次からはお仕事内容に入っていきます!
撮影会のお金事情は?
撮影会のシステムは、お客様が予約時に支払う
(1枠45分の基本額+オプション)×予約数
のうち8割を女の子がお給料としてもらっていました。
着衣、水着、下着のみ→1.2万円固定
ヌード込み→1.2〜1.6万円
プロ(AV女優など)→3万円〜
だいたいこの程度とお考えください。
予約が入らなくても、その日は出勤日扱いなのでスタジオに滞在しているような形。
予約が入らないときは、8000円を最低額としてもらっていました。
実際、1枠の基本額はピンからキリまで。
プロの方はもちろん高くて、素人はやっぱり顔の可愛さ順って感じでした。
素人はオナニー要望が増えるとその分オプションとして+4,000円加算されるし、そうすると需要が高まって1枠の基本額が少しずつ上がっていく仕組みでした。
ちなみにお客様は個人的な趣味だけで撮影されてます!
撮影会ってどんな感じ?
お客様は、モデルさんには触れてはいけない決まりでしたが、モデルさんへの要望は基本何でもアリ。
それぞれのお客様の性癖全開の要望に、私は楽しんでいました。
あるときは、時をかける少女になってと、シンプルな制服姿に。
あるときは、下着をつけずに網タイツを履いて、全部自分で破いて。
あるときは、豹柄のタイトなスカートを履いて、ピンヒール。ローアングルからの撮影。
あるときは、部屋の柱にアソコを擦って、という難しい要望も笑
そんなお客様の様々な要望に応えていた毎日でしたが、ある日新しいお客様と新しい世界を知ることになります...
とあるお客様との出会い
ある日の新規のお客様。この日は連続で2枠予約してくださっていました。
この日は1枠目からオナニー動画のオプション付き。
2枠ともオプション付きで内心ウヒウヒでした。
が、そのウッシッシ気分も束の間。
大抵のお客様とは初めお互いの軽い自己紹介、世間話的なところから始まり、コスプレor私服→下着→ヌードの流れである程度段階を踏むことが多いのですが、そのお客様は初めからアクセル全開。
お客様のカバンから出てきたのは数々の遠隔おもちゃたち...。
これ、実は私が初回手続きでプロフィールに記載した、オナニーの時に使うおもちゃを見て、使ったことのないものを購入しご持参したとのことでした。
お客様の要望は、これら全部使ってオナニーして欲しいとのこと。
オナニー動画の撮影は経験あったけれど、正直どれも恥じらいながら可愛くイケるくらいには演技混じりでした。
しかし今回はゴリゴリの強者おもちゃ達を目の前に正直ビビり散らしながらもいざ参らん。
乳首吸引、クリ責めクリップ、ゴツゴツディルドに王道電マと3点責めローター...
初めは緊張していてなかなか濡れなかった私も次第に快感の沼にズブズブと堕ちていきました。
そして自分でも驚くぐらいイッてしまっていました。
1度果てても動き続けるおもちゃ達に、体の内側から脳みそまで体温が上がったような感覚に陥りました。
正直途中から感覚も麻痺し、記憶も曖昧になっていた私。
その間も、固定されたカメラで動画を、手持ちのカメラで写真を、そして遠隔おもちゃをコントロールしながら淡々と撮影し続けるお客様。
初めて私は、イキ狂う、という言葉を身をもって体感しました。
2枠目の残り10分を告げるタイマーが鳴った時、やっと私は解放されました。
コントロールしていたおもちゃの電源を落とし、片付けの準備をしながら、
「これ、さっきのあぐちゃんの顔」
と、見せてきたカメラの画面の中には、ヨダレを垂らしながらいわゆるアヘ顔全開で叫び狂う私がいました。
ポーッとしていた私はあまり反応できませんでしたが、ああ、漫画でしか見たことなかったアヘ顔って、本当に人間の表情に出るんだ...と感じました。
お客様は私の反応を見ながら嬉しそうに帰っていかれました。
おまけ
ドッと疲労感を抱えながら待機室に戻ると別のモデルの子が
「お疲れ様、さっきの人、うちのスタジオに新しい子が入ると、必ずああいうの仕掛けて喜ばれる人なの。はい、チョコ食べて元気出して」
と声をかけてくれました。
優しさにうるっとしながら、チョコでチャージし、次のお客様のカルテを見ながら10分後の枠に備える私でした。