こんにちは。
整形のためとはいえ、風俗は身体にもメンタル的にも大きな負担がかかるお仕事です。
私も何度か、仕事をしている間でつらいと思う経験も多々あり、そのたびに何度か乗り越える方法を生み出しては、何とか耐えしのいできました。
今回は、私が風俗という仕事を乗り越えるためにしてきたメンタルケア方法を紹介します。
自分の好きなアイドルの写真をしこたま見る
よくあるモチベ維持方法ですが、これで何とか乗り越えられた日も多かったです。
やっぱり、自分の理想をいつでも見れる環境にすることで、心が折れそうになった時「お金があればこれに近づける…」と暗示してしていました。
韓国アイドルの整形のビフォーアフターや、Twitterの整形アカウントの人たちの整形情報や、症例画像等ひたすら模索している毎日でした。
加工アプリを使って整形後の自分の顔を可視化する
自撮りや、他撮りを加工して、整形後の顔を自分の理想の顔に調節しては満足して、調節しては満足してを繰り返していました。
整形に限らず、化粧の研究や、ヘアスタイルを変えたい時にもこの方法を使って、理想像を自分に反映させて、現実味を感じられるようにしていました。
つらかった時こそ、目的を見失いがちだった私は何とか自分を奮い立たせる事で必死でした。
待ち受け画面にしたり、毎日画像フォルダを開くようにしたりしていました。
待機時間を有意義に過ごすようにする
私は、風俗で働いている中で待機時間が最も憂鬱な時間でした。
イベント期間は、お客様の入りもよかったため、自然とメンヘラになる時間も少なく落ち込むことも少なく済みましたが、閑散期になると待機時間が長くなってしまうことが多く、その時間に現実に引き戻されてしまう感じがして、とても苦痛でした。
待機時間中もメイク直しなど、いつ来店するかわからないお客様のために準備し、鏡を見なくてはいけません。そのたびに、かなり落ち込んでいました。
私はその待機時間を比較的少なく済むよう、お客様への接客態度に力も入れていましたが、毎日繁盛するほど、人気もなかったので、待機時間は最低でも2時間ほどは発生してしまっていました。
そのあとの仕事に響かないように、自分の理想の写真を見る時間を増やしたり、当時大学生だった私は、大学の課題や資格の勉強、早くお金をためて、理想の自分を手に入れて、安定した職を手にいれて…と将来設計をし、資格の勉強して、自分のアイデンティティを広げていました。
正直、そうでもしないと自己肯定感も上がらず、暇さえあれば友達のSNSを物色しては、比較して落胆したいたことが多かったので、自分のためにそういった行為はするのはやめました。
現ナマを定期的に見て心を落ち着かせる
風俗で稼いだお金を口座ではなく、タンス貯金にして現ナマを数えては、「わたし頑張ってるな」と安心していました。
正直、私が一番メンタルケアできた方法がこの方法です。
口座に増えていく額を確認することよりも、私は実際に札束を数えて、実感したほうが「頑張っている感」を感じており、この気持ちを原動力に毎回出勤していました。
風俗で働く前から、自己肯定感が地の底まで落ちていた私にとって、しんどいと思うことが本当に多くありましたが、そのたびに現金を数えて心を落ち着かせていました。
自分の中にもう一人の人格を生み出す
ある程度慣れてきて、精神状態の管理もできるようになったころ、もう一人の人格を生み出すようになっていました。
自然とやっていたことですが、今思えばこの方法も私にとって救いの方法であったかもしれません。
人格を生み出す、というと難しく聞こえますが、簡単にいうと「自分をアイドルや芸能人だと思い込む」といったほうがわかりやすいかもしれません。
指名してくれるお客様はファンであると認識して、接客している状態はファンサをする、普段の私とは全く違った性格と明るい笑顔でふるまうことで、本当の私に影響が出ないよう、全く違った私を演じていました。
出勤が終わった後は、別人格だった認識もあり仕事の事は全くプライベートには持ち込まず、休日はいつもの私で過ごすことができていました。
仕事とプライベートの切り替えってやつですね。
もし当時、それができていなかったら…きっとプライベートまでお客様の裸を想像してしまっていただろうし、強烈なセリフだって引きずってしまっていたかもしれません。
ほかの嬢たちの写メ日記や掲示板を見るのは絶対にしない
他人と比較することで、鼓舞できる方は特に問題ありませんが、私のように他人と比較して、落胆してしまう方は絶対にほかの女の子の写メ日記は見ないほうが、精神衛生上いいと思います。
最初のころは、ほかの女の子がどんな感じで写メ日記を書いているのか参考にさせてもらったことがありますが、顔やスタイルを載せている子が大半で、自分と比較してしまうことが多々ありました。
あと、待機所ではなるべくイヤホンをして、ほかの女の子の支度の音や帰宅の音が聞こえないようにしていました。
自分は待機中なのに、ほかの女の子は指名されてる…と気分が落ち込まないようにしていました。
結局メンタルケアするのは自分自身
今回は整形のためにお金を稼ぐためにしていた、メンタルケア方法を紹介しました。
私が整形をするために風俗していたことを公言していたのは、紹介してくれた友人のみだったので、相談相手がいませんでした。
なので、メンタルケアをするのは自分自身だけだったので、なんとかして生み出した方法が紹介したものでした。
次回は、整形するために風俗をしていた私にとって、最大の転機でもあった「
メンズエステにスカウトされた話」を紹介します。