こんにちは、このシリーズを書いているハピステです。
このシリーズの中で、「整形するために風俗を始めた」を紹介していましたが、正直な話ほとんどの費用はメンエスでした。私がメンエスで整形費用を貯めた方法を今回はご紹介します。
そもそも”メンエス”ってなんぞ?
何度もメンエスと紹介していましたが、正式名称はメンズエステ。
意味はそのままで、男性用のエステです。
一般的なエステサービスを行うお店もありますが、私が所属していたお店は女の子が少し露出の高い服をきて、きわっきわのところまでマッサージをしていました。
鼠径部マッサージで荒稼ぎ
メンズエステにはオプションで鼠径部マッサージがあります。
鼠径部は、簡単にいえば股関節の部分。
そうです、アソコのきわっきわのラインまで素手で施術していきます。
このオプションは、実際は3000-5000円の相場でバックは2000-3000円でいただいていました。
このオプションのバック率がいいから、荒稼ぎできる!というわけではないんです。
鼠径部マッサージで8割のお客様が勃つ
このサービスは、紙パンツをはいた状態のお客様の股関節、アソコきわきわのところまで触ったり、揉んだり、指圧したりするため大体のお客様がむらむらされます。
そこでひっかけるんです「裏オプション」
いやだめなんですけどね、本当は。ただ数回するだけで3-5万円もらえてしまうもので。
オーナーの聞くところによると、意外とそういうサービスまでやってくれるお店もあるみたいですが、うちのお店はNGだったのでかたくなに止められていました。
お縄にかかってしまう場合がありますので、風営法違反にならないかお店に確認しましょう。
裏オプがなくとも、全然稼げる
お店にもよりますが、メンズエステはバック率が高いお店が多い印象です。お客様の単価が高く、清潔感のあるお店で、お客様に性的サービスをしない、と考えると精神的負担もかなり減らせます。
コスプレや出張を含めれば、5000-10000円ぐんと単価も上がります。
お客様は既婚者の方が比較的多めなので、性サービスのリスクが少ない
比較的私が接客したお客様は、既婚者の方が多く「純粋なマッサージ」を受けに来られた方が多いので、そういった裏オプションにつながることも少なく、性サービスを強要される心配はほとんどありませんでした。
優しく穏やかな方が大半で、お仕事終わりに利用される方がほとんど。そのためか、どん叱られたり、ちゃちゃをいれられたりすることも1度もありませんでした。
仕事で疲れていたのもあり、怒る気力もなかったんだと思います
ただデメリットも結構あるのも難点。
男性の体にマッサージするので、体力が必要
女性の力では、マッサージの力が弱すぎると指摘されることもあります。あくまでもエステであり「かわいい女の子に、体をほぐしてもらう為」に利用しているお客様がほとんどのため、マッサージの質は絶対に落としてはいけません。
となると、長い時間かなりの力をこめてマッサージしないといけないのでかなり力が必要になりますし、なったこともない態勢で施術をすることもあります。
わたしはお店に入ってから、1回目の段階で筋肉痛になってしまいました。
お客様が寝てしまうと地獄
マッサージをしていると、お客様が寝てしまうこともあり、それでも施術は続けないといけないのでただただ無言で体を揉みしだく必要があります。
先ほどもあげたように、かなりの体力勝負ですし、何せ「無言で」というのがとにかくつらい。
疲れているときであればあるほど、お店のヒーリング音楽で睡魔が襲ってくることもあります。
お客様との会話はかなり楽しいですし、お話しながら施術することができるので、時間があっという間に過ぎることがほとんど。
逆に無言でマッサージ集中したほうが時間が過ぎるというかたもいるため、何とも言えませんが、私にとってはかなりの苦痛でした。
講習と、時間配分がいつまでたっても覚えられない
メンエスはまずマッサージのやり方を覚えなくてはいけないので、指導してもらう必要があります。
覚える工程がとにかく多く、なかなか大変でした。
これもオーナー曰くなんですが、講習の段階でかなりの人が離脱してしまうので、ここが乗り越え時と何度も励まされましたね
いざ工程を覚えても、時間配分を覚えるのも難しく、最後までマッサージできなかった…なんてこともありましたね。
その時は「ごめんなさい、まだ慣れていなくて全身できませんでした。クーポンお渡しさせていただきますので、次は全身ほぐさせてくださいね♡」なんて文言をつけて、お客様に許してもらったこともあります。
実際、リピートにもつながったので、最初のころは我ながら使えるテクニックだと思いました。
鼠径部をオイルドバドバで念入りに
サービスが開始するなり、いきなり鼠径部を重点的にマッサージをして欲しいとお願いするお客様がたまにいます。リクエストは有難いのですが…こっちはまだ時間配分が苦手で、マニュアル通りにやっても何か上手く行かないんですよね。
せっかくのお客様の要望なので応えていましたが、だいたい鼠径部どうのこうのいう奴は、初心者狩りの裏オプ基盤野郎が多かったですね。「お店から禁じられているんですよ」とやんわり断ると不機嫌になり「サービス最悪やで!」とか、フロントやSNSでボヤきます。
こういうタイプは最初の頃はイヤでしたが、慣れてきたら「後でタップリしてあげますね~」と言って、焦らしプレイに持ち込めるようにもなってきました。何事も人間は慣れでスルースキルも大事ですね。
簡単に稼げるとはいえ、単価が高いとはいえ、メンエスもかなりの体力勝負のお仕事で結構慣れるまでは大変だった記憶があります。
ぜひ、整形したいと思っている人はメンズエステでお仕事を初めて見るのはいかがでしょうか?
次回は、メンエスで働いていた時に来客されたお客様集を紹介します。
お楽しみに。