AIグラビアはとてもエロいけど、彼女たちの顔って上画像のような顔をしていて、どことなく似ていませんか?
学習データからプログラムが作りあげるので、どうしても似ちゃうのでしょう。でも、同じ顔ばかりじゃ飽きますよね。
どうしたら違う顔を作れるのか気になったので、同じ姿勢のままプロンプトでどれくらい元の絵から離せるかに挑戦しました。その結果、SEED値やモデル、LoRAなどの画像生成の大事な要素も分かったので、実例を上げながら詳しく解説します。
本記事を読めば初心者の方でも、好きな顔が作れます。
まずは元画像を作ろう。
PixAI.artという画像生成サイトを使います。スマホやPCからアクセスでき、登録すれば無料で利用できます。
「可愛い、水着、ビキニ、髪型はセミロング」を、DeepL翻訳で英語に変換して、イラストのプロンプト欄にコピペして貼り付けます。
● モデルはPixai Asian Real Mix V2.0
● Sampling Method をEular a
● Sampling Steps数を34
に変更したら生成を開始。
すると、指示通りの画像が生成できました。
同じプロンプトのまま画像生成を続けます。
ビキニの色は違いますが、ほぼ一緒の顔の画像が生成されました。
たまに違う顔も生成されます。
これはランダムで選ばれるseed値の影響です。AIがseed値にあるノイズデータを整えて画像を生成しているのですが、難しい事は分からなくてもseed値とプロンプトが同じなら、ほぼ一緒の画像ができる事だけ覚えておいてください。
この特性を使い、同じseed値でランダム性を失くして、プロンプトだけで異なるスタイルの顔を生成します。
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実際に変えて見よう
では、上の青ビキニの少女を元画像にします。ここより下の画像は、特に説明がない限り青ビキニの娘と同じseed値で作成しています。
単語を変えてみた
まずは小手調べに、たれ目からつり目にしてみましょう。
つり目は出にくいのでカッコで強調します。(((tsurime)))
cuteの部分に引っ張られて謎の猫耳がついてますね。
これくらいでは、顔はほぼ一緒でした…
こっちの方が良いポーズなので、ControlNetの棒人間でポーズも指定して、つり目だけで再生成します。
猫耳が消えてちゃんと、つり目になりました。ただし今度は、髪型はスルーですね…
同じ顔でメイクを変えただけにも見えますが…
cuteをcoolに変更してみます。
クールな感じの美女になっています。元画像が可愛い系の顔だから、違いがハッキリわかります。
試しに興味本位で元の画像にオルガズムの文字を足すと。
同じSEED値ですが、ガラッと雰囲気が変わりました。
ポーズの指定を忘れたので、四つん這いになったのは興味深いです。
AIの中ではバックとオルガズムのワードが密接に関係しているのかもしれないです。
ちゃんと棒人間でポーズを指定すると
ちょっと恥じらいのある表情になりましたね。
最初の青ビキニの顔とは違う顔です。
次は誘惑スマイルです。
ポーズしていないと、また、オルガズムと同じ顔が出てきました。
ポーズを指定したら、またこの顔になります。
なんでしょうか?この現象は謎ですね?
ポーズコントロールがプロンプトに作用しているのが推測されます。
in heat(発情)なら、また別の顔に変わりました。
色々と生成していて、この顔が再び出てきたのが
「金髪、日焼け、オイル」の単語で元画像を黒ギャル化させようとした時でした。
同一SEED値でも変わる顔にバリエーションがあるようです。
体型を変えてみた
SEED値よりも単語が重要そうなので、今後は徐々に太らせてみます。
slender
curvy
plump
pregnant(妊婦)
ポッチャリのplump以外は同じ顔です。ポッチャリだけ棒人間を噛ましても、やせ型しか出なかったので、ポーズコントロールを外して生成しました。
国を変える
オルガズムやポッチャリのプロンプトから、同一SEEDでもガラっと変わる単語があるのが分かりました。
では、同一ポーズで国籍を変えて見たらどうでしょうか
日本人
中国人に変わっても、顔はほぼ同じですね。
ただ、衣装や背景がそれぞれの国っぽく変更されています。
ブラジル人なら顔がガラッと変わりました。
黒人にすれば、もはや、一ミリも元画像の要素はないですね。
同じ顔のトリガーはseed値じゃなかった!
seed値は上画像のようなランダムなノイズが割り振られている数値です。このノイズを元にプロンプトで方向づけて画像を作っているんですね。
この画像も
この画像も、一見違いますが、並べてみると同じSEED値のノイズから生成されたのが分かりますね。
同じseed値ならプロンプトの指向性が同じ方向に働きやすいので、ある程度似た顔になります。しかし、プロンプトによっては画像により強い影響を与えるので、顔が変わる事もあるんですね。
この法則は初期の画像生成の話で現在もあります。それとは別に最近の同じ顔が多い現象は、安定して同じ顔や画風を出すため追加学習した、モデルやLoRAなどを使用しているからです。
モデルとは
モデルは画像生成ソフトに追加学習して、特定の画風などを出しやすくした機能です。
PixAIで今回使っている「Pixai Asian Real Mix V2.0」はアジア系の実写の表現に特化したモデルですね。
上の画像はFantexi v0.8を選択して同じseed値で生成しています。このモデルの特徴は実写的なアニメ絵が作れます。
Anything V3.0ならアニメ絵特化タイプで、Anything V4.5はV3のバージョンアップモデルです。同じモデルなのに2つあるのは画風が微妙に違うからです。好みで使い分けて利用してみましょう。
PixAIにはないですが、ChilloutMixというAIグラビアに特化した有名なモデルがあります。他にもドット絵や水彩画特化などさまざまなモデルがネット上にはあります。また画像生成サイトによってはモデルではなくスタイルとも言います。
LoRAとは
次にLoRAの説明をします。LoRAはモデルよりもピンポイントで学習させたもので、特定の画風やキャラクター・ポーズ・構図などを出しやすくしてくれます。
PixAIではモデルマーケットやLoRAをからモデルやLoRAが使えます。今回は商用利用OKのriaを使ってみます。
「可愛い、ビキニ」と入れて生成したらこんな感じでした。アニメ絵でも雰囲気を引き継いで使用できます。逆にアニメ絵のLoraを実写に反映させる事もできます。
このモデルの特徴は緑色の髪にセンター分けと三つ編みが特徴的です。
今まで使ってきたseed値で生成します。
ばっちり同じ顔です。
ランダム値で生成しても
ちゃんと、同じ顔を作ります。riaは顔に対応したLoRAですね。他にもPixAIには個人利用OKのLoRAが大量にあるので、良かったら試してみて下さい。
自分でモデルやLoRAを作れる
以前の記事で挑戦したティファも、対応したらLoRAを使えば一瞬で生成できます。アニメなどの版権キャラも多いのです。あんまり似ている画像をアップすると著作権が怖いので割愛しますが、興味がある人はググってみると良いでしょう。
しかし、マイナーなキャラならLoRAがない場合もあります。そんな時はプロンプトで頑張るより、LoRAを自分で作るのも一つの手段です。
この方法で違う顔をたくさん学習させたモデルを使い分ければ、顔のパターンは無限に作れます。
元AV女優で有名な上原亜衣さんは自身のAIモデルのLoRAを無料で配布しています。欲しい人は亜衣さんのnoteの記事を熟読した上で利用してみてください。
PixAIのコントロールネットの「ご参考までに」を使おう
LoRAとかややこしくて面倒くさい人は、PixAIのコントロールネットにある「ご参考までに」を使いましょう。一枚の画像からそのタッチに似た感じにしてくれる機能です。
そこまで効果は強くないですが、確実に画像に影響を与えてくれます。日本で現在発表されているAI画像のガイドラインでは、画像の学習は自由にしてOKなので気にせず使いましょう。
プロンプトは同じで、某グラビアアイドルの方を学習しました。顔の雰囲気が変わってますね。若干、唇がタラコになっているので影響を受けたと推測されますが、本人の面影がないくらいの良いブレンド具合です。
ただし、この方法で本人に似すぎる画像をネットなどにアップすると、著作権がアウトになるので、あくまで個人的に楽しむ範囲にしましょう。
同じ顔問題は解決できる
今のAIグラビアは学習したモデルのパターンの内から選ばれた顔が出てくるので、どうしても似た顔になりやすいです。ですが、同一のモデルやSEED値でもプロンプト次第で、ある程度は顔を変えられる事が分かりました。
どうしても似てしまうなら、いっそモデルを変えるとかLoRAを導入してみましょう。自分好みのテイストの顔を無限に生成できるようになります。