最近、Amazonのkindle出版から、AIグラドルの写真集がたくさん出版されています。AIで簡単に作れるし、上手くいったら小銭稼ぎもできるカモ!という情報をキャッチしたので、さっそく興味本位で1冊作ってみました。
自分で出版するとなると難しそうなイメージがありますが、実際に作ってみると思っている以上に簡単にできました。しかも、無料ツールだけで出版できました。原価ゼロ円で作れます。
この時の作り方を元にkindle出版でAI写真集を出す方法を解説します。
AIグラビア写真集の現状
現在kindle出版ではAI写真集が人間グラビアを抑えてカテゴリー上位ランクを占めています。
「今、AI写真集が熱い!」みたいな感じで、情報商材屋が煽っているせいもあり、かなり出版数が増えてきました。
こんなツイートもあるぐらいです。
AI写真集で人気があるタイトル
記事執筆時に人気があるベストセラーはこんな感じです。
どちらもソフトなセクシー路線です。
どれくらい儲かるの?
kindleで一冊売れるごとの印税は販売額の
● 35%
● 70%
の2種類を選べます。
35%は同じ本を、別の所で販売しても大丈夫です。70%はkindleのみの独占販売契約なので、高い利率と引き換えにAmazon以外では販売できません。Amazonだけで勝負するか、他でも販売するかは悩みどころです。現状kindle以外でAI写真集ができる大手サイトはFC2くらいですが、今後は増えてくると推測されるので慎重に考えてください。
私は写真集は70%にしました。理由はAmazonで全世界発売できるからです。エロ写真に言葉は必要ないですからね。
アンリミテッドの印税
kindleには読み放題のサブスク「kindle unlimited」というサービスがあります。アンリミット会員の方が出版した写真集を読んでくれたら、だいたい1ページで0.5円くらいの印税が入ってきます。 この金額は相場によって多少変わるので目安だと考えてください。
この読まれても小銭が稼げるサービスは出版した日から3ヶ月だけです。
実際に1週間で稼げた額
私が出した写真集「
わがままBODYダイナマイト」は、毎日1.2冊くらい売れて1週間で1500円程度の印税をあげてくれました。金額だけみたらたいした事ないですが、今後もAmazonが存在する限り、不労所得として小銭を稼いでくれます。
高評価の星5も2つ付いたのでニッチな需要があるのでしょう。Amazonは世界規模なので、何冊か出せば、ある程度の額の印税を安定して稼いでくれそうなポテンシャルを感じました。
仮に何冊か出版して一日3000円売り上げれば、月に9万円を狙っていけます。副業としてはなかなか面白そうです。
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健全なイメージですが、実はエロ度が高めなことで界隈では有名。
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kindle出版するのに必要なもの
最低限必要になるものは、
● パソコン ロースペックでOK(スマホでも大丈夫)
● Amazon(kindle)のアカウント
今はパソコンかスマホがあれば無料で出版できます。作業で使うソフトは、そのつど紹介します。
まずはコンセプトを決めよう
漠然と作るよりも、ある程度はコンセプトを決めた方が作りやすいし、読者の興味を引きやすいです。例えば実際に発売されている写真集でも
● 王道の水着ギャル
● アへ顔
● パンチラ
などなど色々とあり、そのどれもがタイトルで一目でわかるコンセプトになっています。たくさん並んだ表紙の中から、いかに自分の商品に興味を持ってもらうかが大事になります。
普通に王道で攻めても良いですし、フェチ路線で攻めても良いです。自分が得意な分野の方がグッとくるエロい画像が作りやすいはずです。
王道路線は競争過多ですが、簡単なプロンプトでもクオリティーの高い画像を生成しやすいです。
マニアックなフェチ路線になるほどライバルは減りますが、通常のプロンプトでは画像の生成が難しくなるので一長一短です。過激でバイオレンスな内容はAmazonでブロックされると出版されません。
こんな感じの緊縛本を出版しようとしたらブロックされましたので、攻めすぎ注意です。悪質な内容ならば最悪一発でアカウント停止もありますから、
モザイクや過激路線はやめとけ!
最初、私はフェラ顔を出版しようと思って作りました。でも、AI写真集はモザイクがある作品は出版できないか、審査にムッチャ時間がかかっています。現状、20日以上が経過しましたが、レビュー中の音沙汰無しの状態です。
男女の絡みがなく、ソフトで健全なエロスのみが出版を許されます。
実際に作ろう
コンセプトが決まったらAI画像の生成に取り組みます。実写系の写真集ならStable Diffusion(以下SD)を使うのがオススメです。SDをローカル環境で組めない人は、pixai.artを使うのがオススメです。詳しい使い方を説明した記事もありますので、画像生成に慣れていない人はこちらの記事を参照しながら、エロ画像を作ってみてください。
自分が思うプロンプトを微調整しながら、使えそうな画像を100〜200枚ほど作ってみましょう。この時、画像のサイズはkindle写真集のサイズ800×1280を意識しておきましょう。後でイラスト編集アプリで引き延ばすにしても、ある程度は大きめに作った方が綺麗な画質を保てます。
ページ数は何枚?
最初はお試しで作るのならばミニ写真集として30ページ程度でも大丈夫です。ただkindleアンリミテッドの読み放題印税狙いならページ数はたくさんあった方がいいです。
また、電子書籍としてだけじゃなく、リアルな紙の書籍としてオンデマンド発売できるペーパーバックは72ページ以上が必要になります。なので、この数字を一つの目安にしてください。
多い人は200ページ以上とかで出していますが、最初からそこまでの枚数は必要ないです。慣れてきたら増やしていきましょう。
画像サイズを調整しよう
出来上がった画像の大きさは512か1024の四角形。もしくは512×768の縦長になるでしょう。このサイズがAIはつくりやすいのですが、kindle用に800×1280サイズに合わせて調整が必要になります。
サイズの調整にはイラストや写真の編集を行えるフリーソフトを使います。何でもいいのですが、私はパソコンでGIMPという無料のソフトを使っています。
スマホならメディバンペイントやアイビスペイントというお絵描きソフトがオススメです。簡単なサイズ調整と画像修正なら、これらのソフトで事足ります。もちろん、使い慣れたアプリがあるなら、そちらを使って頂いても構いません。
墨入れをしよう
サイズ調整をするだけじゃなくて、際どい画像は局部周辺をしっかり黑く塗っておきましょう。黒のエアスプレーをシューとかけてれば自然な感じで仕上がります。
法律的にはモザイクやボカシでもいいのかもしれませんが、後でケチがついて発売停止になるほうが面倒くさいので、安全策をとり全く見えなくしておきます。
mobi形式ファイル
ページの中身ができたら、次はkindle出版に対応しているファイル形式に変更します。
● mobi
● KPF
● EPUB
● DOC&DOCX
doc以外は聞きなれないファイル形式です。他にもリッチテキストとかも使えますが、写真集には関係ないので触れません。
パソコンで作成しているならmobiが手っ取り早いです。Amazonの公式から配布されている
Kindle Comic Creator というソフトなら、タイトルと画像を入れれば、簡単にmobi形式に変換してつくる事ができます。
スマホ勢はGoogleドキュメント!
wordやGoogleドキュメントのDOC&DOCXにも対応しているので、スマホの人はGoogleドキュメントを使いましょう。
作ったページの中身の画像を順番に並べていきます。
ただし、docxファイルで作ると、ページの表示がズレたりするのでkindleにアップした時にビューワーで必ず確認してチェックしましょう。
Canvaで表紙を作成
中身ができたら、次は表紙です。Canvaというサイトを使うと、ブラウザ上でクオリティーの高い表紙が簡単に作成できます。Canvaにはスマホ用のアプリもあります。別に他の画像編集ソフトを使っても大丈夫です。
表紙のサイズは1×1.6の比率がAmazonの推奨サイズです。大きさは800×1280か1000×1600あれば十分です。
サイズよりも大事なのはデザインです!
男性の性欲に訴求したエロいものにしましょう。デザインが難しかったら、canva上にある本のデザインのテンプレを元にして、画像とタイトルを変えるだけでもそれっぽく見えます。
最悪、外注もできます。2〜3000円くらいの費用でクラウドワークスランサーズにコンペ形式で依頼すればOKです。
kindleアカウントに登録
出版で出版するにはアカウントが必要です。Amazonの下の方にあるリンクから入って、kindleページにある「サインイン」をタップします。後は書いてあるままに住所氏名や振込口座などを入力すればOKです。この時アメリカの税金がどうとか言われてビビるカモですが、マイナンバーカードの番号を入れれば大丈夫です。
出版の手続き
kindleアカウントの登録手続きが終われば、いよいよコンテンツを出版できます。
写真集はタイトルの新規作成の「電子書籍または有料マンガ」から作ります。
1ページ目では
タイトルや著者名など基本情報を入力します。タイトルは検索で引っかかるようにコンセプトの文字を入れた分かりやすいのがいいです。
サブタイトルとかは別に入力しなくていいです。保存して次のページに進むときに必須の項目が抜けていたら赤字で教えてくれるので、分からない所は全てスルーして大丈夫です。
本の紹介文はChatGPTで書きます
発売されたら商品ページで表示される紹介文を書く必要があります。売り上げに直結しているので、写真集の魅力が伝わるような文章を書きます。
面倒くさい人はChatGPTに考えてもらいます「kindle出版の紹介文を書いて下さい。内容は以下の通りです。〇〇」この〇〇の部分は自分の好きに変えて下さい。出てきた文章を少し修正したら、結構良い感じの文章になります。
本のデータをアップロード
2ページ目では本のデータをアップロードします。自分で作成した写真集のmobiかdocxのファイルをアップしましょう。少し下に表紙のアップロード欄もあり、中身とは別にあげる必要があります。
無事にアップが済んだら、プレビューモードでちゃんとチェックします。異常が見つかれば修正して再アップできます。ただ、修正に時間がかかりそうならば、一旦下書き保存しておくと安心です。
本が発売された後でも修正は可能なので、もし何かあった時はココのページから再アップしましょう。
価格設定が大事!
最後の3ページ目では、お金にまつわる事を決めます。kindleの独占にして印税率を高めに設定するかどうかは慎重に決めてください。独占にすると絶対に他では使えなくなりますから、ここは熟考ポイントですね。
もう一つ大事なのは販売価格です。現状の相場観は99円の最低価格で販売している人が多いですが、マニアックな路線は強気の値付けをしている人もいます。売って稼ぐのかKindle Unlimitedの無料で読んでもらって収益を狙うのかで、価格設定を決めたら良いでしょう。
後は出版審査を待つだけ
以上を設定してAmazonに送信すれば審査段階に入ります。通常審査は72時間以内で行われ、内容に問題がなければ無事に出版となる運びです。
kindle出版で趣味と実益を得よう!
今や誰でも簡単にAIグラビア画像を作ることができます。KindleでAI写真集を出版することで、多くの人に自分の作品を見てもらえるだけじゃなく、さらには収入を得られる可能性があります。
ムッチャぼろ儲けできるとは言えませんが、印税狙いのチリツモ作戦で攻めるなら、十分に挑戦してみる価値はあるでしょう。