こんにちは、元エロ本編集者の蒼樹リュウスケです。
エロ本を作るうえでは、AV女優さんやAVメーカーの社員さんなど、AV業界の人々といっしょにお仕事をする機会がたくさんあります。
とくに私、素人投稿エロ本のほかにAV情報誌の編集もしていましので、いろいろなお話を聞かせてもらいました。
なかには、とてもファンの前では話せないようなお話も……。
今回はそのなかでも、話せなくもないレベルのお話として、AV業界の「実際にプレイしているように見えるテクニック」である「疑似プレイ」をご紹介しちゃいます。
AVの疑似プレイで有名なのは「中出し」「潮吹き」「スカトロ」の3種類!
AVで疑似プレイが多いのが「中出し」「潮吹き」「スカトロ」の3種類のプレイです。
なぜこれら3種類のプレイに疑似プレイが多いのか、ご説明しましょう。
中出し
中出しは、ファンが多い人気プレイのひとつですが、AV女優さんの「妊娠」「性病感染」のリスクから、疑似が多くなります。
疑似精液は、卵と練乳を混ぜたり、ローションに牛乳を混ぜたりしてADが作っている場合もありますが、現在は「精液っぽいローション」が売られているので、それをそのまま使っている場合も。
疑似中出しの方法としては、射精シーンを撮影する直前にスポイトなどでオマ○コに注入して、チ○コを挿入します。
それからチ○コを抜くと、疑似ザーメンがオマ○コからあふれ出て中出ししたように見えるわけですね。
ちなみにこの疑似中出しがおこなわれるのは、注入する量が調節できるため、うまくオマ○コからドロッとあふれ出て「中出し感」がアップするのも理由のひとつ。
リアル中出しだと、精子の量が少なくてうまくオマ○コからあふれ出ず、逆に「中出し感」がなくなってしまう場合もあるんです。
潮吹き
潮吹きほど、今では一般化してしまったプレイもないでしょう。
かつては「特別なプレイ」感がありましたが、現在では潮吹きAVではなくても潮吹きを見せてくれるAV女優さんがほとんど。
なかにはデビュー作から潮吹きしちゃう女の子もいるほど、普通のプレイとなってしまっています。
そのためか、現在わざわざ「潮吹き」をメインとしてタイトルに入れているAVは、まるで「スプリンクラーの故障か!?」と思うほど、大量に勢いよく潮吹きしまくるような作品も。
もちろん、いくらAV女優さんと言っても、実際にそこまで大量に、勢いよく潮吹きするのは簡単ではありません。
そのためオマ○コ近くにホースや水を入れたボトルを仕込んで、ADさんや男優さんがタイミングを合わせて水を噴射する、なんて疑似潮吹きがおこなわれているんですね。
スカトロ
スカトロAVで疑似プレイが多いのは、スカトロでもとくにハードな「食糞」「塗糞」プレイです。
はっきり言って「やれるAV女優さんが少ない」のと「病気など、衛生上のリスクがある」のが、疑似う○こを使用する理由ですね。
疑似う○この作り方は、味噌とピーナツバター、バナナを混ぜたり、かぼちゃとチョコレートと片栗粉を混ぜたり……など。
意外とリアルなう○こができるので、それを食べたり塗ったりしています。
「潮吹き」「スカトロ」はともかく「中出し」は現在絶滅寸前!
AV業界では疑似プレイが多いのは間違いないですが、すべてのAVが疑似なわけではありません。
潮吹きは実際に吹いている女の子も多いが事前準備も必要
潮吹きは、コツをつかめばできるようになるため、実際に吹いている女の子もたくさんいます。
ただし撮影前に大量に水を飲んで大量に潮吹きできるように準備する、なんてAV女優さんも多いので、それを「我慢できなくて思わず吹いちゃう」自然な潮吹きと同じに見るのはちょっと違う、て感じもしますが。
一応「女の子の身体から実際に吹き出ている」のは事実ですので、ギリギリOKですかね?
スカトロはメーカーやプレイ次第では本物が多い
スカトロは、AVメーカーによっては「本物しか使わない」との「こだわり」があります。
また「食べない&塗らない」スカトロの場合は、わざわざ疑似う○こを作る手間をかけるより、普通に女の子にう○こしてもらったほうが安上り、なんて場合も多いですね。
中出しは残念ながら絶滅寸前
「潮吹き」「スカトロ」に関してはまだ「本物」を見られる場合も多いのですが、残念ながら「中出し」は、もはや本物は絶滅寸前となっています。
中出しAVを撮影するときは、妊娠のリスクを避けるためにAV女優さんは事前に避妊薬「ピル」を服用します。
ピルは、医師の診察を受けて処方箋がなければ購入できないのですが、中出し撮影のために事務所がAV女優さんに直接手渡していたケースも以前は見られたんですね。
当然これは違法行為ですので問題となり、現在では多くのメーカーが「自主規制」の形で、たとえAV女優さんが中出しOKだったとしても、本物中出しは撮影しなくなってしまっているんです。
AVメーカーにとっては、本物中出しを撮影してリアルなAVを制作するより、トラブルが起こる可能性を避けるほうが大事、なわけですね。
まあ、ただでさえ後ろ指をさされやすい業界ですので、トラブルを避けたい気持ちは元エロ本編集者としてよくわかりますが……。
調べてみたところ本物中出しが収録されているAVは、2018年発売あたりまででそれ以降はがくんと減っているようなので、ファンは今のうちに入手しておくのをおすすめします。
AVはあくまでもフィクションとして楽しむべきなのかも……
AVで疑似プレイを発見すると、どうしても「ダマされた!」という気持ちになってしまいます。
その気持ちは非常によくわかるんですが、AVメーカーにはAVメーカーの事情があるのも業界関係者としては理解できる点があるのも確かな話。
だから「疑似プレイをするなら、せめてわかりにくくやってほしい……」なんて考えてしまうのが、正直なところです。
皆さんも、もし疑似プレイに気付いてしまったとしても怒るのではなく、笑いながら「もうちょっとうまくやってくれよ」とツッコミを入れるくらいにしておいてあげてください。
抜きどころは、別のシーンで見つけてくださいませ。
もし抜きどころが見つからなかったら……それは怒っても仕方がないかもしれませんが。
……最後に、私が今まで鑑賞してきたAVのなかで、お気に入りの「潮吹きAV」をご紹介します。
ジャンジャン潮を吹きまくってくれるので、大迫力のスプラッシュが楽しめますよ!